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ヴ―ティトゥフーンさん

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(ベトナム出身、工学部?応用化学科の卒業生)

Q:岩手大学在学中の所属学部又は研究科、研究内容について教えてください。

A:岩手大学在学中に工学部?応用化学科に所属しました。

研究内容はPTFE(フッ素の樹脂)(耐熱性がある樹脂の一種類)とゴムとの表面の粘着性について研究しました。

Q:岩手大学に在学中、特に印象に残っていることは何ですか。

A:印象に残っていることは、岩手大学の優しい先生方々と国際交流センターの皆さんに囲まれたことで、幸せな大学生生活を過ごすことが出来たことです。岩手大学は自分のことのように留学生に勉強面でも生活でもよくサポートしてくれました。大学1年生の後期から、同じ学科の4年生や大学院の先輩はチューターとして講義で分からないことや日本語が分からないことを定期的に丁寧に教えてもらいました。チューターと一緒に2年間勉強することで私は専門や日本語が多い改善され、自分の成績もよくなっています。そのおかげで、在学4年間の中で奨学金を3年間いただくことが出来ました。私費留学生である私にとって大変うれしいことです。また、岩手大学には優秀な学生に対する授業料減免制度もあり、実際に私も4年間授業料減免を受けました。 これは私と私の家族に対する学校のサポートにとても感謝していることです。それだけでなく、学校は私を学校の寮に住むことも手配してくれたので、日本人学生や留学生と交流することができました。 寮生活中に、日本の大学生たちは共同生活において非常に規律を重んじていることにも分かりました。

工学部学生向けの日本語の授業はとても興味深く、実験の仕方やレポートの書き方などを学び、宿題のやり方に大変役立ちました。

また、日本の文化や歴史についての授業については、先生が歴史や日本の優れた人物について、映画を通して教えてくれたので、私たちは、とても自然に興味深く学ぶことができました。

Q:岩手県や盛岡市についてどのように感じましたか。

A:盛岡市は東京ほど賑やかではありませんが、とても静かで勉強するのに適しており、治安もとても良いので安心して暮らすことが出来ました。盛岡市に来て最初の数年は冬の寒さに慣れませんでしたが、盛岡には四季がはっきりしていて、スキーや温泉など四季の興味深い体験をすることができました。また、アルバイト先では大変熱心にサポートや指導をしていただき、在学中に様々な経験をすることができました。

Q:現在の活動内容について教えてください。

A:現在、私はベトナムのホーチミン市の日系企業で働いており、そこでは日本の技術を使用し、2,000人近くのベトナム人労働者が働いて世界中にモーターを生産?供給しているモーター工場です。私の主な仕事は工場の輸出入関連で、工場がベトナムの輸出入法と税法に準拠できるように支援しています。また、私は多くのベトナムの政府機関と会社の取締役会との橋渡し役でもあります。

私が卒業してベトナムに戻ってから10年以上が経ち、ますます多くの日本企業が投資や工場建設のためにベトナムに進出し、多くのベトナム人の仕事が増え、そのおかげでベトナム経済も成長しているのを見てきました。 日本とベトナムの両国の経済発展にも貢献できているので、本当に嬉しく思います。

Q:もし学生時代に戻ったらやってみたいことは何ですか。

答え:大学に戻ったら、学校の多くのクラブに参加して、友達と体験を増やしたいと思っています。 また、日本中を旅して観光スポットを巡り、日本の国や人々についての視野を広げたいです。