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【国際交流PRアソシエイトからの発信★】さんさ踊りとの思い出
盛岡の夏の風物詩といえばさんさ踊りです。留学生の沈欣蓓さんも、岩手大学チームの一員としてさんさ踊りに参加したようです。練習期間はなんと三か月に及んだとのこと??。沈欣蓓さんはどのような思い出を作ったのでしょうか。ぜひご一読ください!(言語:日本語、中国語)
Hello from an International Exchange PR Associate:
Memories with Sansa Dance
One of Morioka's summer traditions is the Sansa Dance. International student Shen Xinbei also participated in the Sansa Odori as a member of the Iwate University team. It seems that the practice period lasted three months. What kind of memories did she make? Please read on! (Languages: Japanese, Chinese)
さんさ踊りとの思い出
2023.8.30
沈欣蓓(中国)
沈欣蓓、中国出身、寧波大学日本語専攻、岩手大学教育学部交換留学生三年生。
中国で、中国舞踊を7年間練習したことがある。もともと伝統文化、特に踊りに興味深い私が、盛岡さんさ踊りに魅了された。そのダイナミックな演舞をじっくり味わいたいから、岩手大学さんさ踊り実行委員会に入った。
岩手県の夏の風物詩だと言われるさんさ踊りは、毎年8月1日~4日の4日間で行われる。球探足球比分ウイルスの影響で、2022年までの3年間は中止や規模を縮小した開催となっていたが、2023年は4年ぶりに制限のない通常開催になった。そのパレードに出場するために、三ヶ月間厳しい練習をした。この間に、さんさ踊りは一体何のために踊るのかが少しずつ分かってきた。
最初、「最優秀賞を目指して頑張ろう」と思って、一生懸命練習した。暑い日でも大雨の日でも、一度もさぼったことがなかった。先輩たちがやさしく教えてくれたおかげで、ますます上手になった。掛け声が大きくなり、動きもよりきれいになった。しかし、さんさ踊りの歴史と意味が分からないと、本当のさんさ踊りを踊ることができないのではないだろうかと思った。
幸い、総練習の時、先生がさんさ踊りの由来を紹介してくれた。昔、盛岡城下に羅刹という鬼が現れ、困り果てた里人たちが三石神社に祈願した。鬼の退散を喜んだ里人たちが「さんささんさ」と踊ったことが始まりだといわれている。その由来を聞いて、さんさ踊りは幸せを願って、人を幸せにする踊りということがわかった。
いよいよパレードの日。暑さがまだ残った夜の時、岩手大学のパレードが始まった。額に汗を浮かべて、メイクも少し崩れてしまったが、感謝の気持ちをもって、さんさ踊りを披露した。沿道には大勢の観客が集めて、笑顔で拍手を送っていた。パレードが終わっても、まだ物足りないと感じ、すぐに輪踊りの列に入った。年齢、職業問わず、皆が一体になり、幸福を呼び込む掛け声や、軽快な太鼓の音に合わせながら、北国の短い夏の情緒を満喫した。「とめたくない、ずっとずっと踊り続けたい」と思った。
「本日の最優秀賞は岩手大学です!」発表が終わると、歓声と拍手が沸き起こった。みんなが喜びの雰囲気に浸っていて、盛り上がった。
今でも、太鼓の響きと踊り子の掛け声がまだこだましている。さんさ踊りのことは一生忘れられない思い出になった。
和さんさ踊り的回忆
沈欣蓓,来自中国,宁波大学日语专业,现在是岩手大学教育学部三年级的交换留学生。
在中国的时候,我曾学习了7年的中国舞。本身就对传统文化,特别是舞蹈感兴趣的我来说,さんさ踊り非常有魅力。想要充分感受这生机勃勃的舞蹈,我加入了岩手大学さんさ踊り实行委员会。
被誉为岩手夏天的风物诗的さんさ踊り,在每年8月1号到4号举行节庆活动。受新冠疫情影响,2023年之前的3年时间都中止了活动。时隔四年,2023年终于没有限制,正常开设了さんさ踊り的节庆。为了出席今年的游行,我经历了三个月的刻苦训练。在这个期间,我也逐渐明白了さんさ踊り是为了什么而舞。
最开始的时候,我总想着想着"为了最优秀奖加油吧",努力地练习了。无论是下雨天还是三伏天,都不曾偷懒懈怠。在前辈他们的悉心指导下,我跳得熟练起来,吆喝声越来越响亮,动作也更加美观流畅了。但是,如果不了解さんさ踊り的历史和意义的话,是没有办法跳出真正的さんさ踊り的吧。
幸而,在总练习的时候,老师向我们介绍了さんさ踊り的由来。很久之前,在盛岡城下有一个叫罗刹的恶鬼,为它所困扰的居民们向三石神社祈祷恶鬼的退散。恶鬼被驱逐后欣喜的人们纷纷喊着"さんささんさ",跳起舞庆祝了起来。这就是さんさ踊り的由来。听了这些,我才明白了さんさ踊り原来是祈祷幸福,并且带给人幸福的舞蹈。
终于到了游行的那一天。在暑热还未消散的夜晚,岩手大学的游行开始了。虽然满头大汗,妆也有些斑驳了,但是我怀着感激的心情跳起了さんさ踊り。道路两旁聚集了很多观众,他们都微笑着为我们送来掌声。直到游行结束,我还觉得意犹未尽,立刻又参加了輪踊り。不管年龄和职业,大家融为了一体,在呼唤幸福的吆喝声中,在轻快的太鼓的演奏下,人们都在享受北国短暂的夏天的热情。"不想停下来,想一直跳下去"我在心里暗暗想着。
"今天最优秀奖的得主是岩手大学!"宣布一结束,现场就爆发出了热烈的掌声和欢呼。大家都沉浸在喜悦的氛围之中,气氛十分高涨。
哪怕现在,太鼓的声音和舞者们的吆喝声都还在耳边回响。和さんさ踊り的故事也变成了一生难以忘怀的回忆。