岩手県が実施する、岩手県三陸沿岸への研究人材の集積や海洋?水産研究の活性化を図るため、若手研究者を対象に研究論文を募集?表彰する「岩手県三陸海域研究論文知事表彰事業」において、総合科学研究科農学専攻1年の根本真夕さんが岩手県三陸海域研究論文知事賞(学生の部)を受賞しました。
本賞は、三陸海域を調査?研究し、岩手県の水産振興に資すると認められる研究に授与されるものです。一次選考として、研究論文の要旨が書類審査され、一次選考通過者は、二次選考として口頭発表(発表20分、質疑10分)による審査を受けました。
廃棄された貝殻をpH調整剤として利用したグリコール酸の微生物合成
根本真夕(総合科学研究科農学専攻1年)
大腸菌を用いた高生産なグリコール酸 (GA) 合成に向けた課題のひとつとして、培養時に培地中に蓄積された GA による培地の酸性化がある。培地中に GA が放出されると、培地が酸性化し、GA 合成大腸菌の生育が抑制されることで GA の生産が頭打ちになります。この問題に対し、本研究では現在大量に廃棄され、有効活用法が求められている廃棄貝殻が GA 生産時における培地の pH 調整剤として使用可能であるかどうかを検討しました。
詳細は、岩手県ホームページ 球探足球比分5年度岩手県三陸海域研究論文受賞者をご参照ください。
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